javaからRを使う

javaからRを使いたいと思って調べたら、Rのコマンドラインで次のように入力すれば必要なモジュールがインストールされる。

install.packages("rJava")

なおインストール時、どのサーバーからダウンロードするか選択ダイアログが出るので近所を選ぶのは普通のマナー。

どうやらコレだけでJRIというjavaとRのインタフェースも使えるようになるとの事。
もしやりたければWindows下ではMinGW環境などで以下のようにビルドできる(http://www.rforge.net/JRI/)。

sh configure.win
make

LMMSが依存するパッケージのインストール(JACK)

2011-03-02
LMMS 0.4 stable のREADMEに記述されている依存パッケージ

  • JACK コンピュータ内部のオーディオ信号をソフトウェア間でやり取りするための内部インタフェース。API仕様にJACK1とJACK2があるが、2011-03-02現在、Windows用にはJACK2対応のVer.1.9.6 2010-10-18 しかない。ソースとバイナリの両方入りのtarball。
  • portaudioに依存しているので、コンパイルするならば先にportaudioのインストールが必要。
  • バイナリ同梱なので動かすだけなら特に何も必要ない。
  • マルチプロセッサが必要な模様。

CMakeのインストール

基本情報

ダウンロード

  • 公式の右下にダウンロードボタンがある
  • Windows (Win32 Installer) cmake-2.84-win32-x86.exe をダウンロード/インストール

今回はツールとして使うだけなのでソースとかは必要ない。

インストール

  • cmake-2.84-win32-x86.exeをダブルクリック
  • ライセンス事項に同意
  • PATHに追加するかどうか選択、QtやmsysからCMakeが使われることがあるが他のユーザーは使わないので、今回はユーザー環境変数のPATHに追加。
  • インストールパスに空白などが入るとmsysから使うときに不具合があるので、C:\Programs\_TOOLS\CMake2.8\へインストールした。注意事項:インストーラーは指定したフォルダ下に自動的にCMake2.8というフォルダを作成する模様。
  • スタートメニューの位置を指定

Nextするとインストールが始まる。

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LMMSのソースコードをGitで取得

  • スタートメニューからGit GUIを起動
  • リポジトリ-複製..を選択
  • ソースの位置 git://lmms.git.sf.net/gitrool/lmms/lmms
  • ディレクトリ C:/MinGW/msys/1.0/labo/lmms_source (laboは存在するが、lmms_sourceは未作成、存在するフォルダは指定できない)
  • 複製ボタン押す

C:/MinGW/msys/1.0/labo/lmms_source 内には、取得時点までのすべての変更が入っていて、そのままではおそらく動かない開発版が見えているハズである。
これをリリース版のソースコードにするには次の通り。

  • リポジトリ-すべてのブランチの履歴を見る
  • 左上窓をスクロールすると「remotes/origin/stable-0.4」と言うブランチが見える。これをクリック
  • 下のSHA1をコピー
  • ウインドウを戻し、ブランチ-チェックアウトを選択
  • リビジョン式のテキストボックスに先ほどのSHA1をペースト
  • チェックアウトボタンを押す

「ローカルブランチから離れます」というダイアログが出る。ダウンロードしたばかりの状態から、チェックアウトした新しい(古い)状態になったということらしい。

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Git for Windowsのインストール

基本情報

インストール

Git-1.7.4-preview20110214.exe (約13MB)をダウンロードしてインストール
インストールオプションのリストは次の通り
(写真入れる予定)

  • エクスプローラーの右クリックメニューにGit GUI Here(このフォルダをGitで管理する)とかが追加できる
  • それとは排他選択でgit-cheetah shell extention(32-bit only)というのがあるが、これを選択するとC:\にログを吐き続けるので注意。
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インストール先フォルダと、スタートメニューの位置を指定

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コマンドラインから使うためのPATHの環境設定のオプション選択画面が出る

  • Use Git Bash only
  • Run Git from the Windows Command Prompt
  • Run Git and included Unix tools from the Windows Command Prompt(この場合Windowsのfind.exeやsort.exeを上書きしてPATHに追加されるらしい。exeを上書きするのかPATHで隠蔽するのかは不明。)

今回はUse Git Bash onlyを選択する。このパッケージにはWebページにはかかれてないが、コマンドラインツールとは別にGit-GUIが提供されていて、デスクトップ環境ではそちらを主に使うので、コマンドラインツールはいちいちパスを指定するとか、必要になってからPATHに追加しても問題ない。
どうやらPerlにパスが通ってないとダメらしい。Perlコマンドラインで使えない環境の場合は、少なくとも2番目以降の選択をしなければならない模様。

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テキストファイルの改行コードを自動変換するかどうかの選択画面が出る

  • Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings (チェックアウト時はCR/LFにして、コミットする時はLFにする) - Windows環境ではお勧めらしい
  • Checkout as-is, commit Unix-style line endings (チェックアウト時は変えずに、コミットする時はLFにする)
  • Checkout as-is, commit as-is (一切いじらない)

Checkout Windows-style, commit Unix-style line endingsを選択。

ここでNextすると確認画面なしにイキナリインストールが開始されるので注意。

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MinGWのインストール

基本情報

MinGWWindows上でUNIX/Linux的な開発環境を提供するものです。コンソールで使用できるツールがそろっています。しかしUNIX/Linuxが提供する「POSIX環境」ではありません。
msysはMinGW環境とは個別にまたは協調して動作する、Windows上にPOSIX環境を提供するコンソール環境です。Windows上のPOSIX環境としては他にCygwinがあります。
2011-03現在では、MinGWとmsysは一緒に提供されていて余り区別を意識することなく使えるようになっています。

ダウンロード
インストールパッケージ (mingw-get-inst-20110211.exe)の内容(インストール時にコンポーネントを選択)
インストールするパソコン

Windows XP Pro SP3 on X31

インストール

mingw-get-inst-20110211.exeをダブルクリック。

  • MinGW-Getのバージョンが表示されます。Next
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  • 管理者権限を持ったアカウントでインストールとするとスタートメニューとかデスクトップのショートカットは全アカウントに対し作成される。もし、インストールしたアカウントだけに作成したいなら、管理者権限の無いアカウントでインストールすること。

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  • ライセンスの同意。Next
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  • このパッケージに含まれるバージョン(20110211)をインストールするか、インストール中に最新版をネットからダウンロードしてインストールするか選択。今回はネットからの最新版にした。

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  • インストール先ディレクトリ。パスに空白があるとサードパーティのパッケージインストール時などに問題が出たりするので、デフォルトのC:\MinGWがお勧め。

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  • スタートメニューのどの階層に入れるか。


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以上でコンソールでMinGW-Getが起動して、ネットから最新版がインストールされる。

起動

  • スタートメニューから「MinGW Shell」でコンソール(シェルはsh)が開く。
  • カレントディレクトリはWindowsからみるとユーザーの$HOME
  • マイドキュメントの一つ上だがウインドウズエクスプローラーでは直接行けないのでC:\Documents and Settings\(ユーザー名)でたどる。

Windowsディレクトリとの対応

  • / は C:\MinGW\msys\1.0
  • /usr は / と同じで C:\MinGW\msys\1.0
  • /home/(ユーザー名) は C:\Documents and Settings\(ユーザー名)
  • /c は C:\
  • /mingw は C:\MinGW (/etc/fstabでマウントしてます)

カスタマイズ

mkdir /usr/local
  • インストール直後のカレントディレクトリ ~ つまり $HOME は /home/(ユーザー名) つまり C:\Documents and Settings\(ユーザー名) になっていて、LMMSのコンパイルには向かないのでカスタマイズします。/etc/profile (C:\MinGW\msys\1.0\profile) の最後を編集。(これは各自の都合でどこにするか選択。ただし、空白や日本語を含むパスはトラブルの元です。)
export WORK=/c/ProgDat
cd $WORK

問題点

  • インストールされているMinGWのバージョンチェックの方法がわからない。msysについてはこれでわかる。
$ uname -a
MINGW32_NT-5.1 X31 1.0.16(0.48/3/2) 2010-09-29 00:07 i686 Msys
  • マニュアルが付いてない。manしても大抵は出ない。manのインストール自体はこう。
$ mingw-get install man

(以後わかったことがあれば追加)